労働者派遣法 偽装請負

労働者派遣法 偽装請負とは

偽装請負とは、企業が派遣会社から労働者の派遣を受けているのに、表向きは請負と偽る事で、労働者の使用に伴う責任を免れようとする行為を言います。

請負は、請負会社が自前の技術や設備を持って、そこで生産した商品を発注元に納めるのが一般的な例です。
しかし、偽装請負では、請負会社は労働者をメーカー側の工場に送り込むだけであり、仕事の管理はメーカー側に任せています。


労働者派遣法が改正され、製造業への派遣が可能になったものの、他社の労働者を指揮命令して使うには、労働者派遣法に基づいて使用者責任や労働安全上の義務を負う派遣契約を結ぶ必要があります。

こうした責任・義務を負わずに済む請負契約で請負労働者を使う偽装請負が後を絶たず問題になっています。

厚生労働省は製造業への派遣が可能になってから、メーカーに対し、「偽装請負」から「派遣」への切り替えを促してきましたが、派遣にすると、一定期間経過後には直接雇用を申し込む義務がメーカー側に発生します。
この義務によって人件費の負担が増えることを嫌う企業は、派遣への切り替えに消極的で、請負契約を続ける結果となっています。

posted by 労働法 at 06:18 | 労働者派遣法>派遣法

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