労働安全衛生法 元方安全衛生管理者

労働安全衛生法 元方安全衛生管理者について

労働安全衛生法第15条の2

統括安全衛生責任者の選任が必要な特定元方事業者は、それとは別に元方安全衛生管理者も選任しなければなりません。

なお、元方安全衛生管理者は事業場に専属の者を選任する必要があり、統括安全衛生責任者の行う職務のうち、技術的事項の職務を担当し、補佐します。

しかし、元方安全衛生管理者がいるからといって、統括安全衛生責任者の管理責任に変更はありません


また、この管理者には一定の経験が必要である為に、選任する為の条件があります。

@学校教育法による大学または高等専門学校で専門課程を修了した後、3年以上建設工事現場で安全衛生の実務経験を有する者(専門課程以外の場合は5年以上)

A学校教育法による高等学校又は中等教育学校で専門課程を修了した後、5年以上建設工事現場において安全衛生の実務経験を有する者(専門課程以外の場合は8年以上)

B上記に掲げる者のほか、厚生労働大臣が定める者(建設工事現場で安全衛生の実務経験を10年以上有する者)



元方安全衛生管理者の職務は、技術的事項を管理し、統括安全衛生責任者を補佐することです。
○協議組織の設置および運営
○作業間の連絡および調整
○作業場所の巡視
○関係請負人が行う安全衛生教育に対する指導および援助
○業務の工程計画や作業場所の機会、設備などの配置計画の作成および機械、設備などを使用する作業に関する指導
○上記のほか、特定元方事業者及び関係請負人の労働者の作業が、同一の場所において行われることによって生じる労働災害を防ぐために必要な事項
 

元方安全衛生管理者を選任すべきなのに選任しなかった場合や、業務遂行がなされない場合には、事業者は50万円以下の罰金に処せられます。
posted by 労働法 at 00:51 | 労働安全衛生法>安全

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